ニュース/Q&A


勤務時間中の喫煙時間を休憩時間としてカウントしたいと考えております。この場合、残業がない日などは、喫煙時間分の賃金控除が発生すると思いますが、そのような運用は問題ないでしょうか?(町田市 製造業N社)

 労働時間とは、「労働者が使用者の指揮命令下に置かれている時間」を言いますが、当該喫煙時間がこの労働時間に該当するか否かにより、休憩時間としてカウントできるかどうか(=賃金控除できるかどうか)が決まってくると言えます。 …

1日300円支給している食事補助を打ち切ることは可能でしょうか?(製造業T社)

 ご質問の食事補助は従業員に対する福利厚生施策の一環として行われているものと考えますが、本件については、当該食事補助が従業員にとっての具体的な労働条件となっているか、つまり従業員の権利となっているかどうかが重要になります…

復職の見込みがない従業員を休職期間中に解雇することは可能でしょうか?(情報通信業E社)

 従業員のいわゆる“私傷病”を要因とした労働義務の履行不能や不完全履行は、解雇事由の一つとなります。最近は、うつ病などの精神疾患のケースも増え、就業規則でも普通解雇の事由として「身体・精神の障害により業務に堪えられないと…

業績の悪化により人員削減を検討しています。具体的には退職勧奨の実施を考えていますが、退職勧奨を行う際の注意点があれば教えて下さい。(製造業O社)

 退職勧奨は、会社が従業員に対して退職するよう働きかけるもので、従業員がこれに応じて退職すると合意解約が成立します。解雇や希望退職の募集との違いは、例えば解雇は、使用者側の一方的な契約終了の意思表示であり、従業員の意思は…

~人事制度の構築で考慮すべきこと~

 人事制度は、会社の「ありたい姿」を実現するための仕組みといえます。「ありたい姿」を実現するためには、「会社の求める人材像や行動を明確にすること」、「必要なスキルを持った人材を育てること」、「安心して長期的に働いてもらう…

当社は土日が休みで、月曜日を週の始まりと定めていますが、土日に連続で勤務した場合、いずれを法定休日として割増賃金を支払えば良いのでしょうか?(製造業S社)

 結論から申し上げると、その週に月曜から金曜まで勤務した後、さらに土曜日、日曜日と連続勤務した場合、後にくる休日つまり日曜日が法定休日となり、休日労働として35%以上の割増賃金を支払う必要があります。当然ながら、就業規則…

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