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「過労死等の労災補償状況」が公表されました

厚生労働省は6月30日、「過労死等の労災補償状況」を取りまとめ公表しました。

 

令和4年度の精神障害(メンタルヘルス疾患) における労災補償の請求件数は2,683件(前年度比337件増)、支給決定件数は710件(同81件増)で、ともに過去最多となりました。なお、支給決定された件数のうち自殺(未遂を含む)は67件でした。

 

業種別に見ると、請求件数、支給決定件数ともに「医療、福祉」「製造業」「卸売業、小売業」の順で多くなっています。また、「医療、福祉」の中でも「社会保険・社会福祉・介護事業」が最多でした。

 

職種別では、請求件数、支給決定件数ともに「専門的・技術的職業従事者」が最も多く、「事務従事者」「サー ビス職業従事者」が続いています。

 

支給決定件数を年齢別にみると「40~49歳」が最多で213件、次いで「20~29歳」(183件)、「30 ~39歳」(169件)となっています。

 

支給決定された発症の原因となる出来事では、「上司等から、身体的攻撃、精神的攻撃等のパワーハラスメントを受けた」(147件)、「悲惨な事故や災害の体験、目撃をした」(89件)、「仕事内容・仕事量の(大きな)変化を生じさせる出来事があった」(78件)、の順に多くなっています。

 

 

 

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