今年度の最低賃金について引き上げの目安がとりまとめられました
7月28日、厚生労働省の審議会は、今年度の最低賃金について、全国平均で41円引き上げるとする目安をとりまとめました。物価上昇を踏まえ、引き上げ額はこれまでで最も大きく、全国平均で時給1002円となり、初めて1000円を超えました。ちなみに現在の最低賃金の全国平均は961円です。
地域別の引き上げ額の目安は、東京、大阪、愛知などのAランクで41円、北海道、兵庫、福岡などのBランクで40円、青森、高知、沖縄などのCランクで39円としています。
今年度も10月からの改定になると思いますが、自社の都道府県の最低賃金がいくらになるか、注視していただくと宜しいかと思います。