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高度外国人材に新制度「J-Skip」「J-Find」が創設されました

今年4月21日、優秀な外国人材の受け入れ拡大に向けて2つの新しい制度が創設されました。

 

1.J-Skip(特別高度人材制度)

1つ目の制度 J-Skipは、特に高レベルな能力を持つ高度外国人材の受け入れを促進するための制度です。高度外国人材については現在「高度専門職(1号・2号)」という在留資格があります。学歴や職歴、年収などのポイントを合計して一定以上に達した場合に高度専門職ビザを取得できる仕組みです。

 

今回創設された J-Skipでは、以下の要件を満たせば、ポイントによらず高度専門職1号ビザを取得できます。また、通常3年かかる「2号」への移行も1年で可能となります。その他、家事使用人の雇用や配偶者者の就労などについての優遇措置も拡大されます。

 

<大学教授や研究者等、企業の技術者等>

以下のいずれかを満たすこと

・修士号以上+年収2000万円以上

・職歴10年以上+年収2000万円以上

 

<企業の経営者等>

・職歴5年以上+年収4000万円以上

 

 

2.J-Find(未来創造人材制度)

2つ目の制度 J-Findは、日本での活躍が期待されるポテンシャルの高い外国人材の受け入れを促進するための制度です。以下の要件を満たす場合に「特定活動(未来創造人材)」ビザが付与され、最長2年間の在留が可能となります。在留中は就職活動や起業準備活動、これらの活動に必要な資金を稼ぐための国内就労が可能です。配偶者や子の帯同も認められています。

 

以下の3つすべてを満たすこと

①3つの世界大学ランキングのうち2つ以上で100位以内の大学を卒業

②卒業から5年以内

③滞在当初の生計維持費20万円を所持

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